文化について
日本の「文化問題」とは、明治の西洋化/近代化から160年近く経とうとしているのに、いまだに日本は「西洋文化/西洋文明」を「自分のもの」として消化しきれておらず、その結果「東洋と西洋を横断/超越した文明/民族」へとupgradeできないまま、いつまでも「中国もどき」の地位に留まり続けている、という事態を指します。
(これには「言語問題」も関連・連動しているので、併せて解決していく必要があります。)
この問題を解決するには、西洋文明 (および近代文明) の基盤である「ancient Greece (Greek文化/哲学)」を、しっかりと「自分のもの」にする必要がありますし、日本は近代以前に中国とIndiaの文化と思想 (哲学) に影響を受けてきたので、そこにGreeceが加えて「3本柱」にすることで、日本文明は、単に「洋の東西」というだけでなく、
- 「世界3大思想圏 (哲学圏)」【三哲】
の文化/思想 (哲学) を、等しく取り揃えて内面化・統合した、事実上世界で唯一の「特異かつ成熟した文明」として、ようやく一応の「完成形」へと到達することができます。
では、そのために具体的に実践として何を為せばいいのかと言うと、今述べてきた中に既にhintが書かれています。つまり、「昔の日本人が、中国やIndiaの文化を取り込み、日本の文化として定着・内面化させる際にしたこと」を、そのまま反復すればいいということです。
鍵となるのは、「神道との融合 (習合)」です。
そうした「Greek神話/哲学と融合 (習合) した形態の神道」のことを、ここでは拡張神道 (希臘神道) と呼びます。
(神道と融合 (習合) させるのに都合の良いGreek哲学は、内容的にも、重要性から言っても、当然PlatonismやAristotelianismになりますし、具体的にはDemiurge/Unmoved moverが天之御中主と習合する形になります。)
また、そこを補強する意味も込め、それと一体的な形で、PlatonismやAristotelianismを中心としたGreek哲学を扱うplatformも併設する必要がありますが、それはPlatoのAcademiaとAristotleのLykeionの名を合成して、Akeionと呼んでいます。
(こうしてPlatonism/Greek哲学を「自分のもの」としておくことは、「思想問題」の解決法であるPSDとの思想的な接続を考える上でも、重要になってきます。)
(また、神道や仏教といった伝統宗教を、こうしてPlatonism/Greek哲学 (やPSD) と接続しておくことは、将来的な社会変化への対応や保守・保全 (のための改革) を考える上でも、重要になってきます。)